医療法人エンジェル会 ながかわ産婦人科
婦人科

Gynecology 婦人科

ながかわ産婦人科では、一般的な婦人科診療の他、更年期症状、避妊(ピル処方)のご相談もお受けします。
子宮頸がん検診などを含むブライダルチェックにも対応しておりますので、ご結婚の前にご自身のお体を詳しく検査してみませんか?

婦人科一般診療

卵巣腫瘍

卵巣腫瘍の90%以上は、良性腫瘍で、若い女性に多く見受けられます。卵巣癌をふくめ卵巣腫瘍は自覚症状に乏しいため妊娠時や検診時に偶発的に発見されます。

治療は手術療法が中心となります。年齢と腫瘍の大きさ、挙児希望の有無によって手術適応がかわってきます。

子宮筋腫

子宮筋腫は良性腫瘍なので症状が出ない限り手術は行いません。また、閉経してしばらくすると縮小します。必要な場合、薬物療法を行います。ただし、筋腫が他の臓器を圧迫している、症状が2つ3つある、筋腫が不妊の原因と考えられる場合には手術療法も選択肢の1つになります。手術にあたっては、筋腫部分だけを摘出する筋腫核出術と子宮を摘出する子宮全摘術があります。

子宮内膜症

月経のある女性の10%程度の方は子宮内膜症があるといわれています。 生理痛が気になる場合や妊娠できない場合は躊躇せずに受診をお勧めします。

子宮内膜症は気づかないうちに悪くなることがあります。 生理痛や不妊症の原因になるとされています。
薬物療法と手術療法があります。

性感染症

性行為を介して感染する病気です。クラミジア感染症、淋病、トリコモナス膣炎、尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、梅毒などがあり、とくに若い女性のクラミジア感染症の感染率が高い傾向にあります。

おりものの異常や外陰部のかゆみ等、はっきりした症状が出る場合もありますが、無症状で、検査をして初めて分かる病気もあります。おかしいと思ったらすぐに受診して下さい。

月経困難症

月経期間中に月経にともなっておこる病的な状態をいいます。下腹部痛、腰痛など一般に月経痛とよばれる症状に加え、おなかの張る感じ、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、いらいら、下痢および憂うつなども含まれます。

排卵を伴わない月経のときには月経痛は起こりづらい、と言われています。

避妊(ピル処方)

ピルとは、女性ホルモンの成分が含まれたお薬のことです。ピルを服用することによって、排卵が抑制され、避妊することができます。コンドームよりも避妊効果が高いため、確実に避妊したい方にはおすすめです。服用をやめれば、その後短期間で妊娠することも可能です。胎児にも影響はありません。

更年期障害

倦怠感、発汗、めまい、イライラ、集中力低下など加齢によって卵巣機能の低下に伴い、卵巣を刺激するホルモン分泌が活発になることでホルモンバランスの異常が起るのが特徴です。

治療にはホルモン補充療法や漢方療法などがあります。

ブライダルチェック

ブライダルチェック

超音波検査

妊娠・出産の直接的な妨げになる恐れがある器質的異常(子宮筋腫や卵巣嚢胞など)の有無を調べる検査です。

感染症検査

妊娠中、出産後の母体、胎児や新生児に影響を及ぼす疾患の検査です。

子宮がん検診

子宮癌とは、子宮に発生する癌の総称で、主に子宮頸癌と子宮体癌があります。当院では、これらのがん検診(細胞診)を行っています。

疾患の内容によっては、妊娠出産に関わらず将来の生活に影響を及ぼすこともありますので、早期に発見するためには検査をお勧めいたします。

HPV検査

子宮頸癌の発生には、性交渉により感染するとされるヒトパピローマウイルス(HPV)が関係しています。ただHPVに感染したとしても多くの場合、無症状のままHPVは排除されていきますが、感染が持続した状態になると、子宮頸癌の前癌病変や子宮頸癌が見られるようになります。
前癌状態の診断がついている場合、HPV検査は保険適応となります。健常者の場合でも、自費での検査が可能です。


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